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陽の気が強すぎる哀川翔『早起きは「3億」の徳』を読んだ

こんにちは、夜が嫌いな私です。

一人暮らしを始めてからというものの、夜中にぐだぐだネサフしたり、スマホゲーで夜更かし&朝起きられないというつまらない定番コンボを繰り返す毎日です。

冒頭で申した通り夜が嫌いなので、元々は早寝早起き…いや「早寝・早起きをしようとすれば出来ないことはない人間」だったのですが。

夜寝ないと昼間のパフォーマンスは下がるし、肌は荒れるし良いことなしだなーと思いつつ止められない!

時間の使い方が勿体ないし、なんとかせねばと思っていたところにちょうど良さそうな本と出会いました。

早起きは「3億」の徳 哀川翔
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読んだ感想

感想を一言でいうと「この男、陽の気が強すぎる…!」

早起きに対してモチベーションを上げるきっかけになるのでは?という思いで読んだのですが、内容は「なんで哀川さんが早起きをするのか?」ということをメインにしつつ、彼の人生観の一部を綴った本でした。

その人生観が直球漢気!という感じ。芯が通ってて人情に厚い人なんだなという事がよくわかります。

私は陰気なひねくれ者なので、読みながら「ウォォ!眩しいぃぃ目がァ!」と思う事が多々ありました(笑)

 

後半はもはや早起き関係ないのでは?という「消極的な若者」や、「努力を怠る男女」に対する漢気さん…違う、哀川さんなりの考えなどが述べられています。

帯を見る感じ自己啓発本のようですが、口語で書かれているのもあって「飲みながら哀川さんの話を聞いている」感じ。

口語のため頭に入りやすいですが、断定系な言葉が多く、否定の言葉も直球で書いてあるので、クソ真面目に読んでる方は不快に思うこともあるかもしれません。

ホント、飲み屋でゴキゲンになったオッサンの話聞いてるノリで読むのが楽しいと思う。

 

早起きに対するモチベーションは上がったのか?というと正直微妙ですが、陽の気をたっぷりもらったので、読了後に「休日にやろうと思いつつやれてないこと」をいくつかまとめて処理しました。感謝!

時間と行動を起こす大切さを思い出させてくれる本でした。